飛行機の持ち込みお菓子のおすすめ!ルール・マナー・長時間対策も◎

移動

「飛行機にお菓子って、持ち込めるの?」「持ち込みのおすすめのお菓子って何?」「避けた方が良いお菓子ってあるの?」

お子様とのフライトを控えて、そんな疑問を感じたことはありませんか?

この記事では、

  • 国内線と国際線で異なるお菓子の持ち込みルール
  • 機内で周囲に配慮できるお菓子の選び方
  • 長時間フライトでも子どもが飽きない工夫

など、子連れ旅行に役立つ情報を詳しくご紹介します。

初めての飛行機でも、安心しておやつタイムを楽しめるよう、ぜひ参考にしてください!

飛行機にお菓子は持ち込める?基本ルールと注意点

国内線と国際線で違う持ち込み条件

飛行機にお菓子を持ち込むこと自体は可能ですが、国内線と国際線でルールが異なります。

以下の表で、国内線と国際線の持ち込みルールをざっくり比較してみましょう。

項目 国内線 国際線
お菓子の持ち込み ほとんど制限なし 国によって大きく異なる
手作りお菓子 持ち込みOK 基本的にNGな国も多い
ナッツ・果物入り OK 多くの国で制限対象
乳製品含むもの OK 要注意。廃棄される可能性あり
匂いの強いお菓子 マナーとして避けるのが理想 同様に避けた方が無難

国内線では比較的自由に持ち込めます。 スナック菓子、キャンディ、チョコレート、さらには手作りの焼き菓子なども基本的にはOKで、持ち込み制限はほとんどありません。

ただし、機内での快適さを保つために、匂いの強いお菓子や、周囲に飛び散るタイプのものは避けるのがマナーです。

一方で国際線では持ち込めるお菓子の種類に制限があることが多く、特に入国先の検疫や食品に関する規制には十分注意が必要です。

たとえばアメリカ、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドなどでは、ナッツ・肉類・果物・乳製品を含むお菓子の持ち込みが厳しく制限されています。

入国時に申告を求められたり、未開封であっても廃棄を求められることも

目的地によっては細かいルールが異なるため、出発前に航空会社や大使館の公式サイトで確認しておくと安心です。

ゼリーやプリンは液体扱い?NGになるお菓子とは

ゼリー、プリン、ヨーグルト、アイスクリームなどは、液体物扱いになります。

国際線の機内持ち込みにおいて、液体は100ml以下の容器に入れ、ジッパー付き透明袋(容量1L以内)にまとめて持ち込むことが義務付けられています

それを超えるもの、または条件を満たしていないものは、保安検査で没収されることがあります

また、チョコレートやキャラメルのように溶けやすいものも注意が必要です。

特に夏場は機内の温度差でベタついたり、他の荷物を汚す原因にもなるため、できるだけハード系や個包装タイプを選ぶと安心です。

保安検査をスムーズに通すためのコツ

  • 個包装のお菓子を選ぶ:スナック菓子やラムネ、キャンディなどの個包装タイプは、保安検査でのトラブルも少なく、実際に多くのママたちに選ばれているアイテムです。
  • 透明なジップ袋や小分けケースを活用:できればまとめて収納し、すぐに取り出せるようにしておくのがコツです。
  • おやつポーチを分けておく:お菓子以外にも子ども用グッズが多くなる場合は、「おやつポーチ」などを別に用意しておくと、検査時にも慌てずに済みます。

これらを意識しておくだけでも、子連れの荷物整理がぐっとスムーズになります。 荷物が多くなりがちな子連れ旅行こそ、準備と整理がスムーズな旅のカギになります。

子連れ旅行で助かる!お菓子選びのポイント

食べこぼし・手の汚れを防ぐ工夫

飛行機の座席ではちょっとした汚れが目立ちやすいですよね。

特に子どもが食べるお菓子は、粉が落ちたりベタついたりしやすいため、選び方に気をつけたいところです。

そのため、食べこぼししにくいスティック状や個包装タイプのお菓子が便利です。

例えば、

  • 棒状のビスケット
  • 袋のまま食べられる一口サイズのスナック

などは、座席を汚す心配も少なく安心です。

また、食べた後の指がベタベタしないように、チョコレート系はコーティングされたものやグミタイプの方が◎

手を汚さずに食べられるよう、ウェットティッシュやおしぼりも一緒に用意しておくと安心です。

飽きさせない工夫と「間が持つ」おやつ

機内は退屈しがち。

座っているだけの時間が続くと、子どもはどうしても飽きてしまいますよね。 そんなときに活躍するのが、「時間が持つ」タイプのお菓子たちです。

  • 個包装のラムネやグミ、カラフルなキャンディ:ちょっとずつ食べられることで、飽きずに長く楽しめます。個包装を一つずつ開ける工程も、ちょっとした時間つぶしになります。
  • キャラクターやカラフルなパッケージのお菓子:視覚的に楽しく、お子さんの気分転換にも◎。袋のデザインを眺めているだけでも興味が持続します。
  • 一口ずつ与えられるタイプのおやつ:親が少しずつ渡すことで、「次は何かな?」という楽しみも生まれます。

また、旅の途中で「あとどれくらい?」と聞かれたら、「このお菓子を食べ終わったら○○だよ」といったように、お菓子を「時間の目安」として活用するのもおすすめです。

こうした工夫で、長時間の移動中も子どもが飽きにくくなり、親にとっても気持ちが楽になります。

乾燥・気圧に配慮したお菓子とは?

機内は乾燥していて、気圧の変化もあるため、のどが乾きやすくなります。

そのため、水分をとりながら食べられるお菓子や、口の中がパサつかないタイプのおやつを選ぶのがポイントです。

たとえば、ゼリータイプのスティックおやつや、のど飴のようなゆっくり溶けるキャンディは、口の中の潤いを保ちやすくおすすめです。

また、気圧の変化で耳が詰まったり痛くなることもあるので、軽く噛めるグミやスルメなど、咀嚼できるお菓子も役立ちます。

お菓子と一緒に小さなペットボトルの水やお茶を持参しておけば、乾燥対策もばっちりです。

飛行機におすすめ!人気の持ち込みお菓子リスト

スナック系:音が静か&こぼれにくい定番アイテム

  • パリパリ音が控えめで砕けにくいスナック:スティックせんべいやベビースター、ポテトスナックなどは、音が控えめで食べやすいので、静かな機内でも安心して食べられます。
  • 飛び散らない・ベタつかない・においが少ないタイプ:この3拍子がそろったお菓子は、座席や服を汚しにくく、周囲にも配慮しながら食べられるので重宝します。
  • 手を汚さずに食べられる個包装のお菓子:一口で食べられるサイズの小袋タイプは、子どもが座席で一人でも安心して食べられるアイテムです。

特に飛行機のような静かな空間では、「バリバリ」「ガサガサ」といった音が意外と響いてしまうもの。 食感が軽く音が小さいスナックを選ぶことがポイントです。

個包装のものを複数持っておくと、必要な分だけ取り出せて、ゴミも最小限に抑えられますし管理もしやすくなります

甘い系:チョコ・ラムネ・キャンディの選び方

甘いお菓子は、子どもが機嫌よく過ごすためのお助けアイテムでもあります。

チョコレートを選ぶ場合は、溶けにくくベタつきにくい個包装タイプや、コーティングされたものが安心です。 特にホワイトチョコやブラックチョコなど種類を変えると、ちょっとした変化も楽しめます。

ラムネやキャンディは、味のバリエーションを楽しめるアソートタイプが人気。

グレープ味→レモン味→ソーダ味…と少しずつ違うフレーバーにするだけで、飽きにくく長時間持たせることができます

また、口に入れてゆっくり溶けるタイプの飴は、飛行機の離着陸時の気圧対策にも役立ちます。

親も楽しめる:ドライフルーツ・ナッツ・小魚系のおやつ

子ども用だけでなく、親も一緒に食べられるお菓子があると、シェアしながら楽しく過ごせるのがポイントです。

ドライフルーツやナッツ、小魚スナックなどは、甘さ控えめで栄養価も高く、罪悪感なく楽しめるおやつ

特にナッツは良質な脂質を含み、腹持ちもよいため、大人にとっても嬉しい存在。 小魚スナックは、親子そろって◎。

また、これらは比較的においも少なく、静かに食べられるため、機内での周囲への配慮もバッチリ

個包装タイプやチャック付き袋なら、少しずつ取り出して食べられるので、時間をかけて楽しむのにも最適です。

長時間フライトに向いているおやつベスト3

  1. 小袋タイプのラムネやグミ(ちょこちょこ食べられる)
    → 一度に食べきらなくてよく、時間をかけて楽しめるのがポイントです。カラフルで見た目も楽しく、子どもの気分転換にもぴったり。噛むことで耳抜きにも役立ちます。
  2. ドライフルーツや小魚(小腹に◎)
    → 甘さ控えめで腹持ちもよく、親子でシェアできるのも魅力です。カリカリとした噛み応えが、飽きずに楽しめる理由のひとつ。
  3. 小さめスナック菓子(静かに食べやすい)
    → クラッカーやソフトせんべいなど、音が控えめでにおいも少ないタイプがおすすめ。手が汚れにくい個包装タイプを選べば、食べるときも片づけるときもスムーズです。

長時間のフライトでは、おやつを上手に活用することで子どものストレスを軽減でき、親も安心して過ごせます。

できるだけいろいろな種類を用意して、気分や時間帯に合わせて選べるようにしておくとベストです。

機内でのお菓子の食べ方・マナーと注意点

におい・音に配慮したおやつ選び

機内では「におい」と「音」が意外と気になりやすく、周囲への配慮が求められます。

そこで、避けたほうが良いお菓子と、静かに楽しめるお菓子を表で比較してみましょう。

種類 内容例懸念点 おすすめ理由
避けたいにおいが強いお菓子 魚系スナック、チーズ味スナック、スパイスの強い海外製お菓子など 好みが分かれやすく、においがこもりがちで迷惑になることも
音が大きく響くお菓子 厚切りポテトチップス、硬いクラッカー、パリパリ系スナック 「バリバリ」「カサカサ」と響きやすく、周囲のストレスに
静かに楽しめるおすすめお菓子 グミ、ラムネ、ソフトクラッカー、しっとり系ビスケットなど においが控えめで音も静か、気軽に食べられる

特に周囲が静まりかえっている機内では、少しの音も意外と響くため、包装音や咀嚼音にも配慮するのがマナーです。

また、個包装タイプであっても、あらかじめ袋から出してジッパー袋などにまとめておくと、ガサガサ音を軽減できます

こうした小さな心配りで、子どもだけでなく大人も含めたすべての乗客が、より快適なフライトを楽しめます。

ゴミ・包装材の扱い方とマナー

食べ終わったゴミは、座席ポケットに入れっぱなしにせず、小さなビニール袋にまとめておきましょう。

そのままにしておくと、座席が汚れたり、降機時に慌ただしくなったりしてしまいます。

あらかじめゴミ袋を用意しておけば、お子さんに「ここに入れてね」と伝えるだけで片づけもスムーズになります。

また、カサカサ音がする袋は広げすぎず、静かに開けるのがポイントです。 可能であれば、袋を事前に少しだけ開けておくと音が抑えられますし、取り出しやすさもアップします。

周囲の方も心地よく過ごせるよう、ほんの少しの気づかいがとても大切です。

よくある質問Q&A|飛行機×子ども×お菓子

おすすめできないお菓子は?

  • ゼリー・プリンなどの液体状のおやつ
  • においが強いチーズ系・スパイス系のお菓子
  • 粉が舞いやすいスナック(ポテチなど)

これらは避けた方が無難です。

ゼリーやプリンなどの液体状のおやつは、機内持ち込み制限に引っかかる可能性が高く、保安検査で没収されることもあります。

また、チーズ系やスパイスの強いスナックは、狭い機内ではにおいがこもりやすく、周囲の方の迷惑になりかねません。

ポテトチップスのような粉が飛びやすいものは、座席や衣類に付着しやすく、掃除もしづらいので避けたいところです。

そのほか、音が大きく出るものや包装が開けにくいものも、飛行機の中では気を使うことになります。

なるべく、静かに食べられて、においが少なく、周囲に気を使わずに済むものを選びましょう。

機内で配られるお菓子はある?それで足りる?

航空会社によっては、子ども向けに小さなお菓子セットがもらえることもあります。

  • キャラメル
  • ラムネ
  • 小さなビスケット

など、内容はさまざまですが、配布されるタイミングや種類は便やクラスによって異なります。

LCC(格安航空会社)では提供がないケースも多いので、あまりあてにしすぎない方が無難です。

特に子どもは「今食べたい!」というタイミングがあるため、自分でコントロールできるおやつを持っていくことが大切です。

子どもが好きなものを自分で用意しておくのが安心であり、予備も含めて少し多めに持っていくと、万が一の遅延や乗り継ぎ時にも対応できます。

まとめ|飛行機に持ち込みやすいお菓子と注意点

お菓子の持ち込みは、機内での親子時間を快適にしてくれる心強い味方。

におい・音・汚れに配慮した選び方や、保安検査をスムーズに通過する工夫が大切です。

以下の表で、おすすめと注意が必要なお菓子の傾向をまとめました。

項目 おすすめの例 注意したい例
におい・音 ラムネ、グミ、ソフトクラッカー チーズ系スナック、厚切りポテチ
液体・粘度 個包装ゼリー(国内線のみ) プリン、ヨーグルト(液体扱い)
子ども向け工夫 キャラ入りパッケージ、個包装菓子 開けにくい袋、粉が飛びやすいもの
タイトルとURLをコピーしました